谷汲山華厳寺　798年（延暦17年）「西国三十三所観音巡礼」に含まれる、唯一岐阜県にあるお寺であり、最終の33三番目のお寺です。私はこのお寺に幼い頃から通ってきました。このお寺の中に、”かいだんめぐり”があります。真っ暗な(全くの闇)洞窟の中を壁だけを頼りに触りながら出口まで。。その途中に壁の右側に錠前がある。触れた者にはご利益があるとの事。幼い頃一度触った事がある、五感を集中させ、闇の中、手で触ったあの冷たくゴテゴテした鉄の触感だけが残っている。。大人になった今、幼い頃より怖く感じる。。

６月のカレンダーが仕上がりました。今迄のカレンダーは寿司と相撲だけに日本の行事を和風なイメージで描いてきましたが、６月はこれといって季節の行事がなかったので、好きな世界観で描いてみました。。冷静に眺めていると、狂気の世界です。寿司、相撲、ロンドン…、私の中で何の違和感もなく存在している事が怖い。

恒例の６月のカレンダーをイメージしているところ。。毎回”すしずもう”という事で和風な絵を描いてきたが、コロナ禍で旅行が出来ない今、すし力士たちにロンドンに行ってもらおう、、もともとは、外国の風景や建物が大好きでよくミニチュアで立体作品を作っていた(hpのGALAXY1)、少しは気が晴れるかな。

私は毎朝、自宅の目の前の河川敷をジョギングする。夏が近くなるにつれ日がはやくなり、緊張感もなくなる。冬の冷たいキーンとした空気感が身を引き締め、我はこうあらん！と息ごめるのに。。はぁ、、これからまた熱すぎる夏が始まるのかぁ。。暖かくなったせいか、そんな事を今日の朝まじまじと感じた。。やり過ごす事が出来るかな😓

ハンバーグを食べるといつも思い出す事がある。上京して多摩美２年の時、初めてアルバイトをした。アパートからすぐの洋食屋、雇われ料理長はどうみても80近くの訳あり老人たった一人。オーナーはとても品のいい中年の女性。。勤務時間は好きな有線をかけ、(主に６０年台のアメリカンポップ)、まかないとしてメニューから好きな夕食を選べる。私は鈍臭かった為、レジーはよく大幅に間違えた。いつも閉店後の合計が合わない。。流石に悪いと思い、お詫びにドデカいハンバーグの看板を描いた…。。ハンバーグを食べるといつも懐かしいあの店を思い出す。。なのに店の名前は覚えてない……どういう事？